ソーマダイン開業時導入、アクシー追加事例お客様に聞く 【せいめい鍼灸整骨院 佐藤正明院長】大阪市
開業時にソーマダイン シリウスを導入。さらにソーマダインアクシーを追加導入された。
導入の経緯や追加したこと、使い分けなどについてお聞きしました。
佐藤院長について
佐藤院長について
大阪市出身、スポーツインストラクター養成学校で整骨治療に興味を抱き、卒業後整骨院で15年間修業。
平成18年7月7日に「せいめい鍼灸整骨院」を開業。
その直後に交通事故にあい半年の休業を余儀なくされたものの、懸命のリハビリにより復帰。
保険適用の整骨治療から実費対応の体質改善療法など幅広い疾患に対応しています。
学校は鍼灸が明治東洋医学院、柔整が平成医療学園。
院の概要を教えてください。
院の概要を教えてください。
広さは全部で約20坪。
器械は、大型低周波とウォーターベッド、牽引器。
開業時にはすでにソーマダインシリウスを導入していました。
施術家は私だけで、あとは受付スタッフが計４人、入れ替え制でやっています。
特徴は？
特徴は？
そうですね。
急性外傷はもちろんのこと、体質改善療法というのを取り入れています。
これは経絡、鍼灸を中心とした経絡治療のひとつになります。 それが特徴ですね。
体質改善療法は、いわゆる難治性疾患で病院では方法がなかったり、病院さんからご紹介を受けたりするということがあります。
西洋医学では限界だということで、患者さんの主治医の先生が、違う治療方法として東洋医学という分野で治療していただきたいと、当院宛の紹介状を持った患者さんが来院されることもあります。
開業した2か月後に、私自身が交通事故にあいまして、病院に5か月間入院したんですよ。
その時にお世話になった主治医の先生から主に紹介いただいております。
ほかにも近隣の開業医さんからだったり、産婦人科の先生、内科の先生からも紹介をいただいていますが、当院での東洋医学的な治療でできることを説明し、理解していただいたうえで治療していますので何でもかんでもと受け入れるというわけではないです。
鍼灸整骨院という看板ではあるんですが、その枠を超えたというか、適応疾患の多さでは定評をいただいていますし、実際にドクター自身にも通院していただいている整骨院です。
もし当院での適応外であれば適切に何科にかかってくださいと専門医をご紹介します。
いい意味でとりあえず当院に来たらどういう治療が最適かを判断してくれる、駆け込み寺みたいになっていますね。
整骨治療と鍼灸および体質改善などの治療との割合は6：4ぐらいで整骨治療がすこし多いです。
あとは整骨治療に鍼灸を併用される方というように保険と実費との組み合わせという形が多いです。
整骨治療をお受けになった方がオプションでハリをされたり、次回に体質改善療法を受けたりという感じになってます。
同じ建物に同業者が・・・。
同じ建物に同業者が・・・。
同じ建物の隣の隣に整骨院がありました。
今は閉院されましたけどね。
もともと整骨院があったのを知らずにここに決めてしまったんです。
ここをリサーチして決めたんではなくて、患者さんの中で不動産業を営む方が、この辺りで探しているという話をしたら
「私に全部任せといて！」と「いいところ見つかったで」と見に来ましたら隣に整骨院が・・・。
もうこのご時世どこでやっても整骨院や治療院はありますし、逆にないところ探す方が難しい。
要はそこで何をさせてもらうかが大事なのでこれは挑戦やと思ってここに決めました。
そしたら先にやめられて、そのあとにもまた経営権が変わって整骨院でしたが最近閉院されたようです。
当院に来られる患者さんは、北は北海道から南は九州からも来院される方がおられます。
そうなると隣が整骨院であろうと治療院があろうと関係ない。
自分の治療がどう受け入れられるかというところなので私自身気にしていませんね。
整骨院のみならず大阪では接骨院・治療院などが飽和状態だといわれています。
これから淘汰される時代に入ってきたと思います。
診療報酬も下がっていっていますし健康保険の適用もいつまでできるのかは不確定なものなので、自費治療へ転換していくのは大事なこととは思いますが、一番大事なのは“自分が何を提供できるか”だと思うんです。
提供していく治療に必要なツールとして技術が、そしてソーマダインが必要になってくるんです。
実費料金について。
実費料金について。
治療に対する患者さんからの評価、対価としてのお金だと思いますので、料金ありきでやるのではなく「これだけのことをするので、これだけいただきます」と、自信を持って言える治療をどれだけできるかだと思います。
当院は、整骨での保険治療では負担金は相当額、体質改善療法では1回￥2000をいただいています。
時間的には整骨治療と経絡、体質改善療法とはそれほど差がないですね。
整骨治療は低周波あてて手技療法を行ってウォーターベッド乗ってもらってソーマダインをするという流れで1時間弱です。
体質改善療法では必ずシリウスやアクシーを絶対組み合わせて治療させてもらってます。
だいたいその治療も1時間弱になります。
そのほかの治療と時間的にはあまり変わんないんですよ。
ですから保険内の患者さんと同じ流れでできています。
保険の時は保険の時の診方と治療、体質改善療法の時はその診方と治療を行います。
料金も運動器系の疾患であれば保険、経絡治療や体質改善療法であればそれぞれの料金をいただいています。
ソーマダインを知ったのはいつですか？
ソーマダインを知ったのはいつですか？
修業期間が15年ある中で何か所か修業先があり、その中のひとつに微弱電流治療器に力を入れて使っていた院があり、ものすごく微弱電流治療器をうまく使っていて、私自身も有用性、効果性というのを実感レベルでよくわかっていました。
ですから自分が開業するときには必ず微弱電流治療器を入れようと思っていました。
開業前の最後にお世話になった修業先の医療機器の販売業者さんに相談したところ
「いいのがあるんですよ！」と“ソーマダイン”をご紹介いただいたんです。
その時に初めてソーマダインを知りました。
そこにはソーマダインはなかったので、開業前に院長に「とにかくいい器械だからデモしてみましょう。私は開業する時入れるので、使い方勉強したいからここでデモさせてください」と頼んでデモさせていただきました。
外傷も楽になるし全身通電しても体が軽くなるっていうのがものすごくわかったんです。
ですから使い方を試していく時点で変化も前のより良いとわかり、どのように使えるのかということも確認できました。
購入を決めたのは？
購入を決めたのは？
以前に勤務していた所で微弱電流治療器をうまく活用していたというのはあります。
それと開業時にソーマダインの導入を決めた理由は、四肢クリップによる全身通電ができるということでした。
実際自分で全身通電を受けて調子も良くなるし、
「これはすごい器械やなぁ」 と感激しました。
私自身も身体全体をとらえた治療をしていきたいと思っていました。
そのころから自分の治療の中に体質改善療法をやっていましたので、自分がやるときには開業時から体質改善療法をメニューとして考えて、
このソーマダインとなら組み合わせてできると確信しました。
それまで知っていた微弱電流の器械というのはプローブのみでの通電方法だったんですよ。
吸引とかなく他の導子のバリエーションがなかったんです。
あくまでも部分、局所に対しての通電だったんですよね。
それがソーマダインでは局所と全体の両方にアプローチができる。
全体にアプローチできる四肢クリップでの全身通電が決め手になりましたね。
患者さんへの使用パターンはありますか？
患者さんへの使用パターンはありますか？
患者さんへの使用は人によってその時その時、それぞれです。
整骨治療の保険にも使用しますし体質改善療法にも使用します。
また四肢クリップも吸着もプローブも全部使いますね。
どのプローブを使うのかは、その時その患者さんにどれだけ手をかけられるかなんですよ。
例えばY型プローブだと付いていなくてはいけないですよね。
四肢クリップと吸着であればセットして通電さえすればその間は他の患者さんの施術もできる。
その時にどうできるかというところです。
あまり先入観を持たせずにその時できるベストな方法をチョイスしています。
患者さんにとっても今回の通電と、次に来た時の通電が違うので変化があり、決まった形ではない。
一人ひとりその時の状況に合わせた通電をされた感じがされているようです。
逆にY型プローブだけと決めてしまうと施術者も手を取られますので、その時その時に状況に合わせて臨機応変にするようにしています。
整骨治療での保険の時にも来院される方の約60％～70％ぐらい何らかの形でソーマダインを受けていただいています。
通電方法はさまざまですが、軟部組織損傷の方ですと、Y型プローブや吸引導子、
自律神経の調整をする方は四肢クリップでの通電が多いですね。
料金について
料金について
ソーマダインの料金は保険でも経絡治療や体質改善治療でもそれぞれの料金に組み込んでいます。
整骨治療の保険内で受けていただく分に関しては基本サービスになっています。
保険での治療はかなりお得にしていますね。
例えば外傷の方で、実費をいただいたとして治療を進めていくときに、
私としては5回はソーマダインを通電してもらいたいのに、
お金を払わないといけないからということで、3回目で「もう受けなくても大丈夫です」と言われてしまうと、
あと2回受けてもらえれば本当によくなっていくのに勝手にやめてしまわれるということにしたくないんです。
症状を診るとまだ通電した方がいいのにね、完全に良くできないわけですよ。
「受けてもらわないと困ります」とも言えませんしね。
そうならないように、ソーマダインを受ける、受けない、いつまで受ける、というのは全部私が決めるようにしています。
整骨治療の保険適用分に関して、ソーマダインをした方がいい場合は料金関係なくやってもらいたいので料金は含めています。
感じない点の説明はどうされていますか？
感じない点の説明はどうされていますか？
説明というより直後効果を体感してもらうんです。
ソーマダインを通電する前と通電後での評価を必ずするんです。
例えば運動器でしたら自動運動をしていただくんです。
通電する前とした後に。それで必ず変化が出る。
通電する前と比べて
「あっ！なんか軽いような気がする」
「あっ！痛みが楽」
と少しでも感じてもらうと、
「これが効果なんですよ。」
「何も感じないかもしれませんけどちゃんと体の中に電気が流れてこれだけの効果が得られるんですよ」
と説明するんです。
変化を体感していただければ
“感じる”“感じない”
というのはあんまり大きな問題ではなくなってくるんですよね。
変化が少ない場合は？
変化が少ない場合は？
私から見ると当然変化はしているのですが、患者さんはその場での少しの変化ではわからない人もいます。
そういう場合には、回数を重ねていただくようにご説明をします。
「今の状態はこういう状態ですから、1回の治療では限界があります。それで何回受けてください」
と説明し何回受けるという回数をあえて限定するんですよ。
症状から診てこれぐらいの回数で楽になるだろうというのがだいたいわかるので、
例えば3回受けてくださいとか5回受けてくださいとか回数を決めちゃうんです。
私の見立てで、良くなりそうな3回目とか5回目にもう一回ご自分で確認してみてくださいと。
必ず変化が出ています。
初回、2回目、3回目にも比べると必ず変化が出ています。
3回目が終わって最初に通電する前もしくは来院される前の症状と比べていただきます。
そうすると間違いなく
「あっ楽になってます」と言っていただいています。
これが効果なんですよと。
「1回目はなかなか効果でなかったけど3回目には良くなっているって言うたでしょ。」
「なるほどホンマですねぇ～」と。
患者さんは私が言ったストーリー通りに体が変化していくとストーンと納得されます。
最初は疑う人もいます、「ホンマかいなぁ」と。
そこは話術というますか、だまされたと思って受けてみてと言ってます。
今まで使ってきている自信がありますのでね。
症状を診て、
「あなたの症状ですとだいたい平均したらこの回数受けてもらったら良くなります」
と話をさせてもらいます。
1回で変化でても全てが取れるというような魔法の器械ではないけれど、
感じない微弱な特別な電気が流れて作用して体の中から変化を起こさせる器械なんですと説明しています。
追加したことに関しては？
追加したことに関しては？
患者さんのソーマダインの需要が多くなって足りなくなったというのはもちろんですが、
アクシーを購入した決定的な理由というのは
シリウスよりさらに細分化して通電できるという点ですね。
それぞれに対応したモードが細かく設定できるというところです。
当院の体質改善メニューでは必ず最後にソーマダインを受けていただきます。
その時は東洋医学的な診方で、必ず証を立てるんですよ。
その方のどこが弱くてどこが強すぎるのかという見立てをするんです。
そしてアクシーで見立ての弱いまたは強いところの対応モードを設定し流してあげるとちゃんと治療できてるんですよ。
だから例えば脾系が弱い方には、脾系に対応するモードがあるのでそれを必ず受けてもらうようにしています。
そうするとハリの効果と、ソーマダインの電気的な刺激での体内へのアプローチが相乗効果を生むんです。
ハリだけの人、アクシーだけの人、両方の人で試して検証したんです。
ハリだけ、アクシーだけ、やるよりも一緒にやる方が絶対に効果出るんですよ。
これは間違いなく自信持って言えるんです。
だから必ず受けてもらえるようにしています。
証の確認は脈診、舌診などの東洋医学の診察の方法で証を立てるんです。
それでハリを打ちます。
そのあとにソーマダインアクシーの経絡対応モードの設定をして通電してもらうんです。
シリウスでは経絡モードが入ってないので、このアクシーで経絡モードを見たときに、
「これやな」と思いました。
その証に合わせることのできる経絡モードが入っているというのが一番魅力的でしたね。
経絡モードで流しての変化は？
経絡モードで流しての変化は？
通電した後、評価をするんですけど、
脈をとって変化が出てるかどうか、
舌を診て変化が出てるかどうか、
を見ると変化がわかるんです。
自分の脈診、舌診で見ていった後その証に対してアクシーの経絡モードで通電する。
そのあともう一回診るんです。
検証ということで。
そしたらちゃんと脈が変わっている。
もちろんいい方向へ変わっているのでもうこれは効果が出たとしか言いようがないですよね。
シリウスとアクシーでの使い分けはどうされていますか？
シリウスとアクシーでの使い分けはどうされていますか？
大まかには、自律神経の調整をする方はシリウス、それ以外の経絡にはアクシーです。
運動器での慢性急性もアクシーで、あとは状況に応じて空いている方を使用しています。
当院ではシリウスが先代でアクシーが二代目ということになっています。
きちんと診て通電すると変化があって、
ほんとにバンバン良くなっていくので患者さんに喜んでいただいていますね。
病医院に通われていて
「治らないから来たのですが・・・」
という方でも受けていただくと変わっていくんですが、
良くなっても病医院には内緒にしてしまう方が多いんです。
当院でソーマダインを受けて変化が出た後に、
病院に行くとお医者さんが「何かした？」って聞かれるんですよ。
そしたら患者さんは
「なんもしてません」
って言ってしまうようですね。
お医者さんが良い方向へ変わったと言ってくれると、
そこでまた改めて患者さんも
「ホンマによくなってるんや」
というのを再確認してくれている時もあります。
目的は患者さんが良くなるためなので、別に西洋医学であれ、東洋医学であれなんでもいいと思うんですよ。
でも西洋医学一辺倒の先生方は、自分の知っている範疇以外の良い変化が出ると実際戸惑うんでしょうね。
価格については？
価格については？
価格なんか考えたことないですよ。
別に高いと思わないですし、何せいいものやなと思います。
購入金額も忘れちゃいましたから、いくらで買ったかも忘れましたよ。（笑）
必要で、いいものなので使っていますし、価格に関しては月々ちゃんと払ってますんでというレベルなので別に全然気にしてないですね。
それよりなくてはならないものになっています。
要は接骨院をやっていくうえで必要な物なんです。
たしかに患者さんにはパフォーマンスで「これ良い器械で高かったんですよ！」と言うこともありますけど、実際はそんなふうに思ったことはないですね。
使えば使うほど奥が深いというか面白い。
自分がすごいマニアックな方やと思うので、ものすごい面白いですよ。
使ってて。体の変化を診ようとすると変化があるんでほんと面白い。
いっぱい症例あるんで上げればきりないですけど。
検討されている人に一言お願いします。
検討されている人に一言お願いします。
そうですね、
ソーマダインはもちろんいいんですけど、
いいから使う、買うというのも大事ですけど、
その先生方の治療のスタイルに合う一ツールとして、
「最大限に自分の力を引き出せる手助けができる」
まあいわゆる
“パートナー”と思えればこれほどいいものは無いんちゃうかなあと思います。
自分の要求に限りなく答えてくれるしゃべらないパートナーやと.
その結果患者さんの笑顔につながっていく、しいては自費のレベルでオプションでとっていける。
それはもうほんとに先生方次第だと思います。
だから一人でも多くの治療家に使ってもらいたいなと思います。
同じ器械を使っても治療家によって絶対効果違うと思うんですよ。
器械は同じ働きはしてますが。そこがまた面白いんですよ。
同じスペックで同じだけの仕様にもかかわらず使い手によってこれほど違ってくる治療器も面白いんですよね。
ほかの電気ではない。
ほかの低周波治療器やったらとにかく通電したら、その時間通電して、それで終わりです。
でもソーマダインって、使う治療家によって伸びしろがホントに違うんですよね。
深いレベルに行けば行ってる先生ほど意識がソーマダインと増幅して働きが良くなる。
こういうことを言うと非科学的だといわれるかもしれないんですけど、決してそうではなく、事実結果としてそういう要素があると思います。
器械なんだけど
「治療家と一体になれる」
「二人三脚で症状と戦うことができる」という感じですね。」
「人をひとり雇うんだったら買った方がいい」っていうぐらいで、絶対裏切りませんからね。ちゃんと効果出してくれます。
・・・今日ちょっと調子悪いですっていうのはないですから。
人間て、絶対に毎日100％って出せないじゃないですか。
体調も、機嫌もありますから、でも器械はそうじゃない。
ちゃんと限られた時間、限られた能力を発揮してくれるんで、そういう意味では絶対裏切らないですよ。
愛知電子への要望は？
愛知電子への要望は？
アクシーは初期の不良が少し出たようでしたが、すぐに対応していただいて大丈夫になりました。
シリウスは過去一回も修理出したことがないですからね。
もうほんと大切に使っているので愛着がわいてくるから乱暴にも使わないし、自分なりにできる範囲でメンテナンスをして気を付けているので全然故障とかないですね。
私はいつも、終わったときはシリウス、アクシーに“お疲れさん”って言ってます。
愛着湧いてきますしね。
事故の時にはリハビリの一環として自分に使ってましたし、もちろん今も使っています。
愛知電子さんには引き続きいいものを、マニアックなものを作っていただければと思います。
絶対玄人受けする会社やなと思います。
先生に受け入れられる器械を今後も提供していきたいと思います。本日はお忙しい中ありがとうございました。
