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お掃除の「レレレのおじさん」とは

19.10.25

「志のある青少年を育てよう」をテーマに精力的に活動されている出口光さんの
メールマガジンに興味深い話がありましたので、ご紹介させていただきます。

「皆さん、こんにちは。
バカボンの漫画を知っていますか。
ギャグ漫画のように見えて実は深い。

バカボンはバカのように思いますが、
バカボンとはサンスクリット語で
悟った者(ブッタ)を意味します。

バカボンのパパは
「これでいいのだ!」と言います。
これは全てを肯定する「悟り」の境地なのです。

いつもホウキを持ってお掃除している耳が特徴的な「レレレのおじさん」は、
ブッダの七番目の高弟であるシューリハンタカだと言われています。

シューリハンタカは自分の名前すら覚えられない頭の悪い修行僧で
諦めて故郷に帰ろうとしたときブッダからホウキを渡され
「心の垢を流し、心の塵を除く」
と言いながら掃除をしなさいと言われます。
レレレのおじさんは心と庭の掃除をし続け
ついに悟りの境地に達したのです。

心の煩悩は掃除してもまた現れます。
それを受け入れて毎日毎日掃除をし続けたのです。

どうせ汚れるなら掃除しなくてもいいじゃないか。

レレレのおじさんはその心や庭は汚れるものであることを
受け入れたのです。

そしてお掃除をし続ける。

人間の愚かさもそして崇高さも天才バカボンは伝えてくれます。

人はみんな天才バカボンになれる!

こんな漫画なら日本中で愛されないわけないですね。

人間は大変低い意識レベルから
崇高な思いがある高い意識レベルまで
同時に持っているのです。


その事実を受け入れることこそが
心の宇宙を丸ごと受け入れることです。

あなたも今日は天才バカボンになりませんか。」

◎赤塚不二夫さんの名言集を合わせてご紹介させていただきます。

「自分が最低だと思っていればいいのよ。
一番劣ると思っていればいいの。
そしたらね、みんなの言っていることがちゃんと頭に入ってくる。
自分が偉いと思っていると、他人は何も言ってくれない。
そしたらダメなんだよ。
てめいが一番バカになればいいの。」

「バカボンのパパってさ、
別にラクして生きているわけじゃないんだよ。
どうすれば家族を幸せに出来るかを考えながら
一生懸命ガンバってるわけ。
そのためには体ごとぶつかっていってる。」

「バカっていうのは自分がハダカになることなんだよ。
世の中のいろんな常識を無視して純粋な自分だけのものの見方や
生き方を押し通すことなんだよ。
だから、バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ。」

「ただバカっつたってホントのバカじゃダメなんだからな。
知性とパイオニア精神にあふれたバカになんなきゃいけないの。」

「懸命に夢を見て、その夢を紙の上に実際に描かなきゃならない。」

「頭のいいヤツはわかりやすく話す。頭の悪いヤツほど、難しく話すんだよ。」

「ひとりで考え、ひとりで素晴らしい作品を生み出す人なんて
そんなにいやしないよ。天才には必ずその天分を引き出す人間がいて、
そいつの方がもっとずっと天才だったりするんだ。」

小学校6年の時に手塚治虫先生の「ロスト・ワールド」に出会って
マンガ家になろうと決めて、栄養失調になってもそれを貫いてきた。」

「60才を過ぎた男がね、『死ぬのが怖い』とか言っちゃダメだって。
それまでの人生、何をやって来たんだと言うことでしょ?」


バカになるってけっこう難しいものですね。
皆さんは何か心に響く言葉はありましたか?

私は「知性とパイオニア精神にあふれたバカ」になりたいと思いました。