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二人の相撲の神様

17.07.24

名古屋場所の前に横綱・稀勢の里関がご来社されました。

春場所で負傷した左胸と上腕の治療のために使用されている
マイルド・ホット・ウェーブ(MHW)のお礼と、植松先生の治療を
受けられるためです。
なお、横綱にはプレミアムO2ジェットもお試しいただいてます。





相撲の神様にささげる・・・稀勢の里が土俵入り



横綱は昇進後、初めて迎える東京場所の前に、相撲の神様とされる
野見宿祢(のみのすくね)をまつる東京都墨田区の野見宿祢神社で
土俵入りをするのが恒例だそうです。

稀勢の里関に相撲の神様について詳しくお聞きすると、
神様は一人だけではない、とのことでした。

相撲の起源は「野見宿禰」(のみのすくね)と「當麻蹶速」(たいまのけはや)の
天覧相撲が始まりだと日本書紀に書かれています。

大和の国當麻の邑(現・奈良県葛城市)に「當麻蹶速」という人物がいました。
蹶速は手で鹿の角をへし折るほどの怪力の持ち主で、常日頃から
「この世で自分と互角に力比べ出来るものはいない、もしいればその人物と対戦したいものだ」
と豪語していました。
この話を聞いた垂仁天皇が、出雲の国から勇士であると評判の「野見宿禰」を召し寄せ、
捔力(すまひ)で対戦させたところ、お互いに足を上げて蹴り合い、長い戦いの末、
蹶速は腰を踏み折られて命を落としてしまいました。

この「宿禰」と「蹶速」の力比べが国技相撲の発祥とされ、また、我が国初の天覧相撲といわれております。

後世、「野見宿祢」と共に「當麻蹶速」も相撲の神様とされたそうです。



太極図でも示されているように、この世はすべて陰と陽の二つのエネルギーのバランスで成り立っています。

相撲の神様のエネルギーも勝者の「野見宿祢」だけでなく、敗者の「當麻蹶速」のエネルギーが
合わさってより正しく強いエネルギーとなる、と横綱に教えていただきました。

稀勢の里関は勝者のみならず、敗者の神様も大切に祈っておられるそうです。


残念ながら今場所は5日目に左足首を負傷したため休場となってしまいましたが、来場所までには
左足首だけでなく、3月場所で負傷した左上腕と左胸も万全な状態で臨めるように、
ソーマダインX-Stimの”記憶している痛みの除去機能”もご使用していただく予定です。