最新情報

『夢がかなう脳』・・・「悟りの力」で脳力を全開にする

17.04.05

あなたにとっての「本当の成功」とは、いったいどんなものなのでしょうか。

本書では「成功をつかむためにはゴール(夢や目標)を設定せよ」といっています。

ゴールを設定することで、夢をかなえる事の邪魔をする自分の脳の「スコトーマ(心理的盲点)」
を外す事が出来るようになるからです。

スコトーマとは(心理的盲点)
・いつも何回も見ているのに見えていないもの
・自分は見ている気になっているのに見えていないもの のことです。

あなたは、日頃愛用しているティーカップの柄を正確に思い出して描けますか?
先ほど話をしていた人の服装を細部まで思い出す事が出来ますか?

人間の脳は入ってきた情報を知らず知らずのうちに取捨選択しています。
無意識のうちに捨ててしまっている情報が意外と多いものです。

また、「ゴール」を設けると「コンフォートゾーン(快適な場所)」から抜け出す事が出来るようになります。

コンフォートゾーン(快適な場所)
・人間は同じ状態が続くと、キツイことや無駄なこと、だまされていても慣れてきて、その環境を
「快適」に感じるようになる。
・しかも、慣れれば慣れる程、コンフォートゾーンにいたほうが自分の力を発揮できるようになるので、
コンフォートゾーンから離れる事が怖くなってきます。
・ついには、その悪しき「快適な場所(コンフォートゾーン)」から抜け出すのではなく、
むしろその場所に無意識に逃げ込もうとさえするようになるのです。
・コンフォートゾーンに逃げ込むようになったら、周りはスコトーマだらけになり、
見えないものが多くなり、悪しき環境に安逸にふけって成功への道など夢のまた夢になるのです。

実は、夢が実現できないのは、このようなスコトーマがあり、コンフォートゾーンへの逃げ込みがあるためです。
もっといえば、あなたが本当にやりたいこと、夢へと至る成功の道はスコトーマの中に隠れている可能性すら
高いのです。

「ゴール」を設定し、その夢を達成した未来からさかのぼって現在のあるべき姿を可能な限り想像してみる。
そうすると、コンフォートゾーンを変えなくてはいけない事が見えてきます。

コンフォートゾーンを変えれば、スコトーマが外れます。
こうすれば、ゴールに必要なものがパッと見えてくるようになる。
成功への道、夢を実現する道が見えてくるのです。

では、どういう「ゴール」を設定すればいいのでしょうか。
自分にとっての「最高のゴール」はどこにあるのでしょうか。
どうすれば、自分にとっての「最高のゴール」が見つかるのでしょうか。

本書では、そのヒントは「釈迦の悟り」のあり方の中にあると考えています。
「宗教」的な側面を取り払って見えてくる「悟りの論理」「悟りの力」なのです。
釈迦が見つけた「ものの見方、考え方」と言ってもいいでしょう。
「釈迦自身が発見した悟り」はシンプルで、ロジカルで、現在の先端科学にも通じる
大きな知恵に満ちています。


釈迦の悟りの本質をひと言で表現すると、それは「縁起」です。
「縁起」とは、ひと言でいえば「すべての存在は関係で成り立っている」ということ。
言い換えれば「関係が存在を生み出す」という見方です。

もっといえば、すべての存在は、きわめて多岐にわたる他の存在と、
網の目のような因果関係を結びながら自分というものを形作っている。
その膨大な積み重ねによって、この世界は形作られているのです。

社会の役に立つことでこそ、自分の価値が決まり、
その価値については決して自分に嘘をつくことは出来ないのです。
その事に気づくと、社会に役立つ「ゴール」を持ち、それに向かって生きていくしか
道はなくなるのです。

本書では、「縁起」から「悟り」に至る道程を大乗仏教の思想から「悟りの力」で
究極の「ゴール」を手に入れる方法が詳しく解説されています。
「釈迦の悟り」そしてその「悟りの力」は、いまを生きるために必要な「脳の使い方」を
教えてくれる、究極にして偉大なる知の体系です

つまり、新しい時代において幸福であるためには、本書で語ってきた
「悟り」と「ゴール設定」による
自己実現の方法が必須になるということです。